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もっとラクに、楽しく、キレイに走る秘訣

牧野仁プロフィール

第11回レース前に気をつけること

これまでランニングのフォームについていろいろ紹介してきましたが、いざレースになると、なかなか記録に結びつかないことがよくあります。これは普段と違う心理状況下で普段と違う行動をとってしまうからです。
まずトイレを確認

レースで記録を出そうとか、フルマラソンをはじめて完走しようとか。これは心理的に特殊な状況です。緊張して頭が真っ白になってしまいがちで、しかもトイレには長蛇の列…。そうこうしているうちにスタートの時間が迫ってしまう。こうしたご経験、皆さんあると思います。
そうならないためにも、まず会場に着いたらトイレを済ませてください。トイレの位置を確認すると、意外に空いている所があります。それは集団心理が働くため、並んでいるところ=トイレだと認識してしまい、一定の箇所が集中的に混んでしまう傾向があります。東京マラソンでも長野マラソンでも、明らかに誰もいないトイレが多く、しかも並んでいるところから目と鼻の先という近さです。冷静になるためにも会場の状況を確認しましょう。

周りに流される

これも集団心理かもしれませんが、つい周りの人たちを意識してしまいます。ウォーミングアップなのに非常に速いスピードで走ったり、必要以上にスタート前にジャンプしたり。普段のトレーニング時から実施していれば別ですが、普段と違う行動は足への負担につながりますのでご注意を。

スタート前のストレッチ

ランニングは筋肉を動かすだけでなく関節を多く動かします。以前紹介した股関節や肩甲骨のストレッチ(ダイナミックストレッチ)を取り入れましょう。それにより、体がスムーズに動きます。練習時にダイナミックストレッチを入れてみて確かめるとよいでしょう。

スタート前の水分補給

これから暑くなるシーズンです。スタート前にトイレに行きたくなるからといって水分を控える方がいます。昨年の横浜マラソンで、ゴール前に意識を失った方に後日原因を聞くと、水分を控えていたとのこと。脱水は事故の原因にもなりますし、パフォーマンスも低下させます。ミネラルや糖質を含んだ水をこまめに補給しましょう。REPLENISH(リプレニッシュ)が最適です。ぜひ準備して下さい。