第21回もやしっ子営業マンの肉体改造レポート<10>最終回
さて、スギモト君肉体改造の連載も最終回となりました。今回のセッションでは、肩周りの重要性についてについ再確認しました。肩は、ご存知のように視覚的に非常に大切な部分です。肩を鍛え、姿勢を良くするだけで、男女ともに見た目の印象が大きく変わります。がっちりした肩はスポーティで、はつらつとした印象を与え、ウエストを細く見せます。スギモト君もそのことに気づいたようで、肩を積極的に鍛えるようになりました。もともと猫背で、肩が硬かったので、肩を柔軟にすることと、胸を張ることをこれまで何度もアドバイスしてきました。
肩が硬いと上半身の使える筋肉も限定されがちですし、ケガもしやすいです。ですから、肩を軟らかくすることは、トレーニングの基本と言えるでしょう。軟らかくなくてはいけない、しかし、パワフルな肩関節でもありたい。そこで注目されるべきが、インナーマッスルと呼ばれる肩の内部にある小さな筋肉群です。プレス動作などで、片方の肩が無意識に上がってしまう場合など、肩のインナーマッスルが弱いことが考えられます。そこで今回は、ウォーミングアップとして肩のインナーマッスルの種目を何種類か行い、トレーニングに入っていきました。
これまでスギモト君はケガしたりと、順調でない部分もありましたが、開始当初よりも明らかにたくましくなりました。ここで改めて言っておきたいことは、ケガで思うようにトレーニングできないときは無理するのではなく、他の部位や種目を頑張れるチャンスだと捉え、頭を切り替えることが大切だということです。その点で、スギモト君は若干、つまずいてしまいました。頑張る方向としては、「できないことは寛容に、できることは、全力で」です。そうしていくことで、トータルとして状況は好転していくはずです。
スギモト君の場合、胸を少し痛めているので、胸の種目は軽い重量で10〜20回こなす程度で様子を見ながら、脚や背中等の大筋群を頑張って、体重に反映させていくべき時期が、もっとあるべきでした。しかし、これは今からでもできることですから、頑張ってほしいところです。また、柔軟性もかなり向上しました。ケガ予防のためにも、今後も重視してほしいと思います。
全体としては、まだまだ、これからですが、かなり体力もつき、体幹の弱さは克服に成功しました。言わば、これから強くなる準備ができたというところです。
最後にスギモト君へのアドバイスとして、食事について話しておこうと思います。食事が乱れていると、トレーニングも適当になりがちです。食事への意識が高いことで、トレーニングに向かうライフスタイルが確立されますから、まずは、できる範囲で食生活を健康的に維持してください。そして、トレーニングや食事の成果としての小さな体の変化を大切にして、あきらめないことです。あとは、使用重量を軽くしても、ゆっくり下ろすことをテーマとする日を作ったりすることも重要です。そのようにして、調子の悪い日を素晴らしいトレーニングにする秘訣も身につけてほしいものです。小さな変化を楽しみながら、健康的なライフスタイルを実践していることを誇りに思い、挑戦し続けて下さい。


