第2回筋肉を刺激することの大切さ

新連載も2回目を迎えました。ボディデザインの意識をより攻撃的に持ち、自分のスタイルを変えていきましょう。
繰り返し言いますが、体形は自分自身でデザインできます!
まずは前回のおさらいを。カラダを印象的に見せるためには単に痩せただけではインパクトに欠けます。視覚的に重要なのはメリハリです。さらに言えば、「出るところは出て、絞まるところは絞まっている」ということ。大切なのはメリハリの効いたアウトラインで、マッチ棒のように痩せているだけでは魅力的なラインが形成されません。これは男女ともに言えることで、カラダのアウトラインは審美的印象にとても重要かつ、常に意識すべき点です。
中でも、肩幅とウエストの比率は体形の印象を決定付けます。その差が大きいほど、メリハリが効いて、ウエストが絞まって見えます。これは男女共通にいえること。筋肉を刺激して出すところを出す。そして脂肪を落とせば、誰でも魅力的なボディラインを手にすることができます。
この連載では、筋力トレーニングを中心にカラダデザインの方法を述べていきたいと思いますが、その前に、なぜ筋肉に対する働きかけが重要なのかということを簡単に話します。筋肉が太くなる、引き締まるといった効果は直接的なものとして皆さん認識していらっしゃると思いますが、実は「代謝」の面でも大きな意味があります。脂肪を落としていく際、代謝について考えることはとても重要で、代謝とは言い換えれば、脂肪の燃焼能力です。人は各々、安静にしていてもカロリーを燃やす量が違います。それが基礎代謝です。ある人はよくカロリーを燃焼し、またある人はあまり燃やさないというわけです。あまり燃やさないのは省エネでよいともいえますが、脂肪を減らしたい方にはあまり歓迎すべき体質ではないですね。ですから、代謝はできるだけ高めにセットしたいのです。
その代謝を上げることの近道が、筋肉を鍛えることなのです。筋肉が多ければ多いほど基礎代謝量が増え、それだけ脂肪が燃えやすくなりますし、筋力トレーニングで常に筋肉を刺激することで、筋肉のエネルギー源として脂肪が燃えやすいカラダになります。特に女性の場合、冷え性の方はあまりない汗をかかず、便秘がちの傾向があります。筋肉を刺激することで代謝が高まり、そうした体質を改善することも期待できるでしょう。
トレーニングに際しての男女別のポイントを簡単にお話ししましょう。まず、各トレーニング種目の回数に関して。男性は6〜3秒で下ろすことができ、やっと10回が可能な重量を選択し、その10回を1セットとしてみましょう。
女性の場合は、挙げた後に意識的に力を入れて3〜2秒キープできる重さを選択し、12回を1セットとしましょう。男性は筋肉を太くするために「ゆっくり下ろす」をテーマとし、女性の場合は筋肉の形を整える「力を入れて止める」をテーマとします。動作は挙げる、止める、下ろす、にて形成されますが、より意識したい部分がそれぞれにあるということです。女性のほうが若干回数が多いのは、筋肉に力をこめる感覚を高める必要があるからです。毎回のトレーニングでギュッと力をこめていくうちに、だんだんと力が入りやすくなることに驚きと実感が得られると思います。
次回から、いよいよトレーニングの実践に入っていきます。



