第5回股関節のダイナミックストレッチ
そろそろ大会シーズンに入ってきました。皆さん調子はいかがですか? 目標とするレースに向け、コンディション調整に余念がないことでしょう。レース前は、しっかり体の疲れを抜いておきたいところ。そこでおすすめの裏ワザを一つ。レース1週間前から、BCAA(分岐鎖アミノ酸)を積極的に摂取してリカバリーに努めると、いい感じでレース当日を迎えることができます。BCAA系のサプリメントは数あれど、おすすめは実感度No.1、やはりMUSASHIのNI(ニー)ですね。
本題に入りましょう。前回に引き続いて股関節の話です。股関節の動きをよくすることが、効率的な走りを実現するうえで重要なのは、これまで力説してきたとおり。日々のトレーニングの中で、ウォーミングアップなどで股関節の動きを意識的にやってみてください。
今回は、股関節をリズミカルに動かして柔軟性を高める、ダイナミックストレッチを紹介しましょう。
股関節は前後、左右、斜め、そして回転といろいろな動きをします。しかも、膝というアクセントを入れると、さらに動かし方にバリエーションがつきます。膝を伸ばして行うか、曲げて行うか、動作中に伸ばして曲げるという方法もあります。
とにかく、あらゆる方向に動かしてみましょう。
まずは復習として、前回紹介した仰向けに寝た状態で動かしてみます。寝た状態だと体幹が安定します。腰をひねらない動きを意識できたら、次は立って行ってみましょう。
いきなりフリーの状態で行うと安定しませんので、最初は手すりや壁に片手をつきます。脚の動きにつられて体幹(腰)が折れたり、ねじれたりしないように、軸を意識して前後・左右、そして回旋運動をしてみます。写真1は膝を曲げた状態で股関節の回旋運動をしているところです。

最後に手の支えをはずして、両手フリーの状態で股関節を動かしてみます。いきなり大きな動作を行うと、どうしても腰がねじれてしまいますので、それを防ぐために腕を横に開くとよいでしょう。そうすると体幹部が安定します(写真2)。

慣れない動きを習得するときは、静止した姿勢から始め、動作はゆっくり行うことがポイントです。よく見られるのは、必要以上に動きが速くなる人。そうしたケースは見た目できているようでも、体の他の部分の代償動作ごまかしているので、トレーニング効果やストレッチ効果は得られませんのでご注意下さい。



