第14回もやしっ子営業マンの肉体改造レポート<3>
スギモト君の肉体改造を進めるにあたって、最大のプラス要素は本人が「カラダを変えたい、体重を増やしたい」という高いモチベーションを維持していることです。このモチベーションが続く限りは、本企画は必ず成功すると信じています。
一方で、少なからず障壁も存在します。スギモト君の場合、問題点は下記の3点に集約されます。
- 広告代理店の営業職で多忙を極め、トレーニング時間を確保しにくい
- 喫煙習慣が体重増加を妨げている
- 肩の柔軟性が極端に乏しく、上半身のトレーニングを展開しづらい

1のトレーニング時間の確保については、スギモト君に限らず、社会人なら多かれ少なかれ誰もが抱えている問題点だと思います。大切なのは、各人のライフスタイルに合わせて、週1回でもいいので「ここは確実」といえる時間帯を押さえて、短い時間でもトレーニングに集中することです。
スギモト君の場合は残業も多く平日はジムに通えないので、土曜日にジムへ行って、本格的な筋トレを行うというサイクルが身についてきました(平日に自宅で自重トレを行って補足)。とても良い傾向といえます。筋肉痛が3〜4日残るとのことですが、これは筋肉に対して適切な刺激が入っている証拠です。
ジムでは、前回のセッションで指導したスクワット、ベンチプレス等のフリーウエイト・トレーニングを行っています。特にスクワットは本人も好きだと語っており、挙上重量も進歩しているようです。後述するように、体型的にも成果が表れつつあります。
次の喫煙習慣については、本人も体重増加の大きな障壁であると認識しています。ただ、煙草をスパッと止める踏ん切りはつかず、喫煙量を減らす方向で努力しています。
考え方が甘いかもしれませんが、現段階での禁煙は本人にとって精神的負担が大きく、かえってストレスを生じさせる可能性がありますので、他要素の改善で成果を上げつつ、完全禁煙のモチベーションが高まるのを待ちたいと思います。

最後の肩の柔軟性に関しては、これが改善されないと上半身のトレーニングがまともにできないので、ぜひとも前進したいところです。過去1ヶ月でスクワットの挙上重量が向上したにもかかわらず、ベンチプレスが停滞していた理由は、肩の柔軟性にあります。今回のトレーニングセッションでも、ベンチプレスやバックプレス等のプレス系の種目で、胸を張り続けられないという問題点が浮き彫りになりました。
タオルを用いた肩のストレッチを教え、入浴時などに日課とするよう指導しました。ここが改善されれば、本人が憧れる、たくましい胸や腕をつくっていく道が開けるでしょう。
そして肩の柔軟性と並んで、トレーニング実施上の課題は体幹(腹筋・背筋を含めた腰まわり)の弱さです。スタート時よりは強くなりましたが体幹強化は依然大きな課題です。スクワットとバックエクステンション系種目でこの課題を克服していくことにしました。
今回の測定結果を示します。
今回は、トレーニングセッションの風景を撮影しました。スギモト君の真剣な表情が、彼の本気さを物語っています。その眼差しでトレーニングできていれば、必ず成果は表れます。スギモト君、長い目でがんばっていきましょう!



